- 4月30日までにWebメールの過去メールをバックアップする手順
- @plala.or.jpアドレス利用者と独自ドメイン利用者で対応が異なること
- 2026年8月31日完全終了までの月別移行ロードマップ
- おすすめ移行先サービスと選び方
2026年4月14日現在、BUSINESSぷらら の Webメールは3月23日をもってすでに終了しています。しかし、4月30日まで過去メールの閲覧・ダウンロードが可能です。残り16日しかありません。
次のデッドラインは2026年8月31日。
この日をもって @plala.or.jp のメールアドレスが完全に消滅します。
送受信が一切できなくなるため、法人のIT担当者にとって今まさに動くべきタイミングです。
本記事では、過去メールのバックアップ手順から移行先サービスの比較、月別のロードマップまで体系的に解説します。
終了スケジュールと現在地の確認
BUSINESSぷらら のサービス終了は段階的に進みます。まず現在の状況を正確に把握しましょう。
| 終了時期 | 終了するサービス | 影響 | 状況 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月23日 | Webメール・ウイルスチェック・迷惑メールフィルタ・転送サービス | ブラウザからのメール送受信・オプション機能が利用不可 | ✅ 終了済み |
| 2026年4月30日 | Webメールによる過去メール閲覧 | 過去メールの閲覧・ダウンロードが不可に | ⚠️ 超緊急(残り16日) |
| 2026年8月31日 | メールサービス完全終了 | @plala.or.jpアドレス消滅・IMAP/POP接続不可 | ⚠️ 残り約4ヶ月 |
| 2026年9月30日 | 050IP電話サービス | 050番号での発着信が不可 | 🔵 約5ヶ月後 |
| 2027年3月31日 | ぷらら光 for Business(光コラボ) | インターネット回線の切替が必要 | 🔵 約1年後 |
| 2028年3月31日 | インターネット接続・固定IP・ホスティング 全サービス | 全サービス完全終了 | 🔵 約2年後 |
4月30日まで過去メールのバックアップが可能です。残り16日。この期限を過ぎるとWebメール上の過去メールにアクセスできなくなります。今すぐ作業に取りかかってください。
【超緊急】4月30日までにWebメールの過去メールをバックアップする
Webメール機能は終了していますが、IMAPサーバー経由での過去メール取得は4月30日まで可能です。メールクライアントを使ってローカルにバックアップを取りましょう。
Thunderbirdを使ったバックアップ手順
まずIMAPサーバーの設定情報を確認します。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| 受信サーバー(IMAP) | imap.plala.or.jp |
| IMAPポート番号 | 993 |
| 暗号化方式 | SSL/TLS |
| 送信サーバー(SMTP) | smtp.plala.or.jp |
| SMTPポート番号 | 587 |
| ユーザー名 | メールアドレス全体(例:user@xxx.plala.or.jp) |
公式サイト(thunderbird.net)からThunderbirdをダウンロードしてインストールします。Windows・Mac・Linux対応です。すでにインストール済みの場合はこのステップをスキップしてください。
Thunderbirdの「アカウント設定」から新しいメールアカウントを追加します。メールアドレスとパスワードを入力すると自動設定が試みられますが、失敗した場合は上記の表のサーバー情報を手動で入力してください。接続方式は必ず「IMAP」を選択します。
アカウント追加後、受信トレイ・送信済み・下書き・その他のフォルダすべてを展開し、メールが同期されるのを待ちます。メール数が多い場合は数時間かかることもあります。フォルダを右クリック→「プロパティ」→「同期」タブで「このフォルダのメッセージをローカルに保存する」にチェックを入れてください。
Thunderbirdのアドオン「ImportExportTools NG」をインストールします。フォルダを右クリック→「ImportExportTools NG」→「フォルダをエクスポート」→「mbox形式」を選択し、任意のフォルダに保存します。このmboxファイルがあれば将来いつでも過去メールを参照できます。
Outlookをすでに使っている場合
OutlookでIMAPまたはPOP接続を設定済みの場合、メールはすでにローカルに同期されている可能性があります。念のため .pst ファイルとしてエクスポートしておきましょう。
「ファイル」→「開く/エクスポート」→「インポート/エクスポート」→「ファイルにエクスポート」→「Outlookデータファイル(.pst)」の順に操作します。対象アカウントを選択し、「サブフォルダーを含む」にチェックを入れてエクスポートしてください。
あなたの会社はどちら?対応方法が変わる2パターン
パターンA:@plala.or.jp アドレスを直接使っている場合
@plala.or.jp のメールアドレスは2026年8月31日をもって完全に消滅します。このアドレスを業務で使っている場合、新しいメールアドレスへの移行が必須です。
- 取引先・顧客への新アドレス通知
- 名刺・会社案内・Webサイトのメールアドレス表記の変更
- 各種クラウドサービス・銀行・ECサイト等の登録メールアドレス変更
- 社内システム・ワークフローのメール通知設定の変更
この機会に独自ドメインの取得を強くおすすめします。独自ドメイン(例:info@自社名.co.jp)であれば、将来プロバイダやメールサービスを変更してもメールアドレスが変わりません。取引先への信頼性向上にもつながります。
パターンB:BUSINESSぷらら 経由で独自ドメインメールを使っている場合
独自ドメインのメールアドレス(例:user@自社ドメイン.co.jp)を使っている場合、メールアドレス自体は変わりません。必要なのはメールサーバーの移行とDNS設定の変更のみです。
- 新しいメールサーバーを契約する
- DNSのMXレコードを新サーバーに向ける
- SPFレコードを新サーバーの情報に更新する
- 各社員のメールソフトの接続先を新サーバーに変更する
SPFレコードの変更例:旧サーバーのSPF設定を削除し、新サーバーの情報に書き換えます。
v=spf1 include:新サーバーのSPFドメイン ~all移行先サービスの選び方と比較
メールサービスの移行先として代表的な4つのサービスを比較します。企業規模や用途に応じて最適なサービスは異なります。
| サービス名 | 月額(税込) | 容量 | 特徴 | 向いている規模 |
|---|---|---|---|---|
| さくらのメールボックス | 約88円〜 | 10GB〜 | メール専用・シンプル・低コスト | 個人〜小規模(1〜5名) |
| エックスサーバー Business | 3,762円〜 | 300GB〜 | 独自ドメイン+メール+Web・法人向けサポート | 中小企業(5〜30名) |
| Microsoft 365 Business Basic | 899円/ユーザー | 50GB/ユーザー | Teams・OneDrive付・Officeとの統合 | 中規模以上(10名〜) |
| Google Workspace Business Starter | 約1,050円/ユーザー | 30GB/ユーザー | Gmail・Googleドライブ・カレンダー統合 | スタートアップ・IT企業 |
2026年8月31日までの月別移行ロードマップ
メールサービス完全終了の8月31日までに、計画的に移行を進めるためのロードマップです。
| 時期 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 4月中(最優先) | Webメールの過去メールバックアップ(4/30期限)・移行先サービスの選定 | 4月30日までに完了必須 |
| 5月中 | 独自ドメイン取得(未取得の場合)・新メールサービス契約・テスト送受信 | テスト用アカウントで疎通確認を行う |
| 6月中 | 社員全員のメールソフト設定変更・取引先への新アドレス通知 | 旧アドレスと新アドレス両方から通知する |
| 7月中 | 各種サービスの登録メールアドレス変更・転送設定確認 | クラウドサービス・銀行・ECサイト等を漏れなく変更 |
| 8月中(〜8/31) | 移行完了確認・旧アドレスの受信監視終了 | 8/31以降は旧アドレスでの送受信が完全に不可 |
ロードマップの最初のタスク「過去メールのバックアップ」は4月30日が期限です。他のタスクと並行せず、今すぐ着手してください。
VPN・固定IP・ホスティングの2028年問題(インフラ担当者向け)
インターネット接続・固定IP・VPN・ホスティングは2028年3月31日まで猶予があります。ただし切替作業に6〜12ヶ月の準備期間が必要なため、2027年中には計画を立て始める必要があります。
急ぎではありませんが、今から影響範囲の確認を行っておくことを推奨します。特に固定IPやVPNを利用中の場合、社内システム全体への影響が大きいため、十分な検証期間を確保してください。
以下のチェックリストで、自社の影響範囲を確認しておきましょう。
- BUSINESSぷらら の固定IPアドレスを使用しているか(サーバー公開・リモートアクセス等)
- BUSINESSぷらら 経由でVPNを構築しているか(拠点間VPN・リモートVPN等)
- BUSINESSぷらら のホスティングサービスでWebサイトを運用しているか
- ぷらら光 for Business を回線として利用しているか(2027年3月31日終了)
まとめ
| 期限 | 対応事項 | 優先度 |
|---|---|---|
| 2026年4月30日 | 過去メールのバックアップ | 🔴 超緊急 |
| 2026年8月31日 | メールサービス移行・@plala.or.jpアドレス消滅 | 🟠 緊急 |
| 2027年3月31日 | ぷらら光 for Business 終了・回線切替 | 🟡 計画策定 |
| 2028年3月31日 | 全サービス完全終了 | 🟡 計画策定 |
- 3月23日以降も旧メールアドレスでメールを送受信できますか?
Webメール経由での送受信は3月23日で終了しましたが、メールソフト(Outlook・Thunderbird等)でのIMAP/POP接続による送受信は2026年8月31日まで可能です。ただしウイルスチェックや迷惑メールフィルタなどのオプション機能は3月23日で終了しているため、セキュリティリスクが高まっています。早めの移行をおすすめします。
- 4月30日を過ぎたらWebメールの過去メールは消えますか?
4月30日を過ぎるとWebメール上での過去メール閲覧ができなくなります。サーバー上のデータへのアクセス手段がなくなるため、事実上消失と同じです。ただしメールソフトでIMAP接続していれば8月31日まで取得できる可能性はあります。確実にバックアップするなら4月30日までに対応してください。
- 独自ドメインのメールアドレスはそのまま使い続けられますか?
はい。独自ドメインのメールアドレスは新しいメールサーバーに移行すればそのまま使い続けられます。必要な作業は、新サーバー契約・DNSのMXレコード変更・SPFレコード更新・各社員のメールソフト設定変更です。メールアドレス自体を変更する必要はありません。
- BUSINESSぷらら を解約するタイミングはいつがよいですか?
メールのみ利用している場合は、新メールサービスへの移行完了後、2026年8月31日までに解約するのが安全です。固定IP・VPN・ホスティングも利用している場合は、それらの移行が完了するまで解約しないでください。全サービスの最終期限は2028年3月31日です。サービスごとに段階的に移行・解約することをおすすめします。
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