ヤマハのルーターでタグVLANの設定してみよう!分かりやすく簡単に解説!

目次

はじめに

今回は、ヤマハのルーターを使用して実際のタグVLAN構築例を紹介します。
タグVLANを使うことで、ネットワークを論理的に分割し、セキュリティや管理の効率を高めることができます。
このガイドでは、社内ネットワークとゲストネットワークを分離する構築例をもとに、具体的な設定手順を解説します。

使用するルーターと構築環境について

使用するルーターは、「NVR510」です。

※NVR510にはポートベースVLAN機能が実装されていないので、ポートベースVLAN機能を使用する方やこれから購入する方は注意してください!
以下のようなネットワーク構成を構築してみたいと思います。
・VLAN1(デフォルトVLAN)・・・社内ネットワーク(PCやサーバー)
・VLAN20・・・ゲスト用ネットワーク(訪問者用のWi-Fi)
構成図は以下の通りです。
VLAN1(デフォルトVLAN)とは、ルーターの各ポートに端末を接続したときに、割り当てられる初期値のネットワークです。端末側でVLAN指定をしていないときに割り当てられます。
また、デフォルトVLANは特殊なVLANであるため、常に存在し、削除することはできません。

タグVLANの基本設定

今回の例では、コマンドの実行で設定をしていきます。

まず、ヤマハルーターの管理画面にログインします。上部のメニューで「管理」を選択し、「保守」、「コマンドの実行」をクリックします。

1. VLAN1(Native)の設定

下記コマンドを実行してください。

ip lan1 address 192.168.10.1/24

2. VLAN20 の作成

下記コマンドを実行してください。

vlan lan1/1 802.1q vid=20 name=VLAN20
ip lan1/1 address 192.168.20.1/24

この3行のコマンドを設定、記述することで、タグVLANが設定できます。

DHCPサーバーの追加設定

DHCPサーバーのスコープ設定を行います。

タグVLANを設定しただけでは、接続する端末のIPアドレスを静的に割り当てて、管理しなければなりません。

下記コマンドを実行してください。

dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.10.10-192.168.10.30/24
dhcp scope 2 192.168.20.10-192.168.20.30/24

確認とテスト

最後に動作確認を行いましょう。端末(PCやサーバーなど)でNICにVLANを指定し、設定したVLANに正しく所属しているか確認してみましょう。

トラブルシューティング

タグVLANの設定中によくある問題とその解決策です。

・デバイスが正しいIPアドレスを取得しない。
 →VLAN設定とDHCPサーバーの設定を再確認し、正しいVLANに割り当てられているか確認します。

・タグ付きポートで通信ができない。
 →スイッチや端末側の設定を確認し、同じVLAN IDが設定されているか確認します。
  また、ケーブル接続も確認してください。

まとめ

今回のガイドでは、ヤマハのルーターを使用してタグVLANを設定する方法について、具体的な構築例をもとに解説しました。タグVLANを利用することで、ネットワークを論理的に分割し、セキュリティや管理の効率を向上させることができます。

タグVLANの設定は初めての方には少し難しいかもしれませんが、今回の記事を参考にすることで、スムーズに設定を行えるはずです。ネットワークのセキュリティと効率を向上させるために、ぜひ挑戦してみてください!

次回は、今回構築したネットワークに、フィルターを適用させて、VLAN1とVLAN20間のネットワークを遮断させましょう!

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